折り紙検定4級しか持っていない文系がITパスポートを765点で一発合格した勉強法

勉強

折り紙検定しか持っていない30代の人生に一抹の不安を感じた筆者はITパスポートにチャレンジ。結果として 765点で合格しました。

ストラテジ系675点、マネジメント系755点、テクノロジ系805点です。点数だけ見ると余裕がありそうですが普通にめちゃくちゃ勉強しました。ええ普通にめちゃくちゃ勉強しました。

この記事では、文系でIT初心者だった私が ITパスポートに合格した勉強方法をまとめます。

ITパスポートを合格するための勉強時間

真剣に勉強を始めてから100時間、1ヶ月ほどITパスポートの勉強に使いました。勉強時間は1日平均3時間ほどです。

実は過去にも受験しようと勉強していた時期があり、その時間も含めると総勉強時間は120〜130時間ほど。期間としては2ヶ月くらいです。

よくITパスポートは「3日で合格」「1週間で取得」できると言われますが、筆者は絶対に無理です。最低でも1ヶ月は欲しいところです。

ITパスポートの試験範囲は広い

ITパスポートの勉強に1ヶ月ほしい根拠は、普通に出題範囲が広いからです。いや本当に。知識ゼロから、ストラテジ、マネジメント、テクノロジを覚えるのは無理です。下記は平成21年の過去問です。

プロダクトポートフォリオマネジメントでは、縦軸に市場成長率、横軸にマトリックス図の四つに象限に区分し、製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する。四つの象限のうち、市場成長率は低いが市場占有率を高く保っている製品はどれか。

【ア:金のなる木、イ:花形製品、ウ:負け犬、エ:問題児】

え、こんなのみんな普通に知ってるの?

毎日日経新聞読んで、為替の動きチェックしてる?

ちなみに正解はアの金のなる木。このプロダクトポートフォリオマネジメントは頻出問題で、花形製品をスターと言ったり、プロダクトポートフォリオマネジメント自体をPPMと略されたりします。

このような問題が多岐のジャンルから出題されるので、知識ゼロの人が合格レベルまで数日で持っていくのはあんまり現実的ではないでしょう。少なくとも筆者は無理です。

ITパスポートの計算問題を捨て問にするのは危険

さて文系が聞くだけで鳥肌が立つのは計算問題。

しかし、ITパスポートは技術系の試験。計算問題が出題されます。

そしてITパスポートの試験で計算問題を捨て問にするのは危険です。なぜならば、ITパスポートはIRT方式を採用しているためです。

IRT方式とは解答結果に基づいて配点(評価点)を算出する方式で、実際には具体的な算出方法は公表されていませんが、難しい問題は得点が高く、簡単な問題は得点が低くなると言われています。

つまり計算問題の配点が高いんですね。下記は平成26年秋期過去問です。

導入を検討している機械の経済性評価を行う。取得費用が1,000万円で耐用年数は10年間である。導入によって、毎年、110万円の利益を得られる。また保守費用として毎年取得費用の1%が発生する。この機械への投下資本利益率、すなわち機械への投資に対する利益の割合は何%か。なお投下資本利益率は、次の式で算出するものとする。投下資本利益率(%)=利益÷投下資本×100

【ア:100、イ:90、ウ:120、エ:110】

正解はア:100。計算問題は、小学生レベルのもありますが、出題の仕方が捻くれているので事前に慣れておかねばなりません。そのような時間を含めて最低でもITパスポートの勉強時間に1ヶ月は欲しいところです。

勉強方法(ほぼ過去問)

さて筆者の勉強方法ですが、次の通りとなります。

  • テキスト(いちばんやさしい ITパスポート)0.5割
  • ITパスポート過去問道場 9割
  • アプリ 0.25割
  • Youtube 0.25割

上から順にご説明します。

使ったテキスト(3年前の古本)

使ったテキストは、高橋先生の「いちばんやさしいITパスポート」です。ブックオフで買いました。ITの試験を、古いテキストで勉強するのはどうかと思いましたが、特に問題ありませんでした。

というのも、ITパスポートで問われるのは基礎技術+最新技術であり、最新技術についてはおそらくどのテキストもカバーしていません。本1冊で試験範囲を網羅するのは無理です。

さてテキストを使った勉強方法ですが、「まず1周読む」です。雑誌を読む気軽さでサッと読みました。1周読む目的は試験範囲の確認のためです。

そのため私がテキストを読み終わったとき知識量は、試験合格の1割もなかったと思います。テキストは2割も覚えていませんでした。

それだとテキストは必要ないのでは?

そういった指摘もあるでしょう。そうです。正直、ITパスポートの試験は人によってはテキストなしでも合格できます。

ただ、私の場合はさっと調べる辞書代わりにテキストは必要でした。あと試験直前まで見ていたのはテキストです。覚えていなかったことすら知らない単語を拾うのに、テキストは便利です。

私はブックオフで購入しましたが、できれば現行シラバスに対応しているテキストの方がいいと思います。

ITパスポート過去問道場

本当にお世話になりました。もうここのおかげで合格したといっても過言ではないと思っています。

年度別の過去問を解く→間違った箇所を確認→違う年度の過去問を解く

ひたすらこのルーティンです。一番古い年度の過去問から最新問題まで解きました。

テキストで覚えられなかった範囲、出題されなかった範囲を何度も何度も往復するので嫌でも覚えます。最終的には流し読みしたテキストの内容が説明できるくらいには覚えてました。

一般的には「過去問で9割取れれば合格」と言われていますが、「解説文を理解する」「他の選択肢も説明できる」ようになっていれば大丈夫だと思います。

一番怖いのは、内容を理解しないままに正解の番号を覚えてしまいうことですね。私の場合、最終的に過去問の正答率は85%前後で本番に挑みました。

アプリとYoutube

アプリとYoutubeは隙間時間に使用していました。待ち合わせ時間とか、ノートが出せないところでYoutubeとアプリは便利です。

アプリは「ITパスポート全問解説」を使用しました。過去問道場と同じでひたすら過去問を解くアプリです。広告もありますが、アプリ停止すると表示されるだけで、勉強中は邪魔になりません。出題は各ジャンルごとなので、苦手な問題をおさらいするのにも良いと思います。

さて次にYouTubeですが、鍵暗号方式、データベース、プログラミング問題が理解できなかったので使用しましたが結果として鍵暗号方式しか理解できませんでした。

文字で見たり、実際に解いたりするほうが筆者には合っていたようです。

あとは「ITパスポート単語の聞き流し」という動画を、掃除中や通勤中に聞いてました。BGMで聞いていたのでどれほど効果的だったかわかりませんが、聞いた単語がどういったものかを脳内で説明できるようにしていました。意図せずアプトプットに活用していたようです。

まとめ(文系でも合格できる)

以上、折り紙検定しか資格を持っていなかった文系のITパスポート勉強法でした。

テキストで基礎理解
過去問を繰り返す

という王道ですね。ITパスポートは取る意味ないと言いますが、少なくとも筆者は自分の自信にもつながりましたし、次の資格へのモチベーションにもなりましたから取得してよかったです。

当記事があなたの参考になれば幸いです。

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