2024年5月のゴールデンウィークに羽田から新千歳で春秋航空を利用しました。聞いたことない航空会社で不安でしたが結果としてよかったです。今回、春秋航空についてまとめましたのご参考にしていただけますと幸いです。

JALなど高級航空会社は乗ったことがありません。あくまで参考に

春秋航空(スプリング・ジャパン)とは?
スプリング・ジャパン株式会社とは2012年に設立された日本の格安航空会社です。中国の大手格安航空会社春秋航空との共同出資により2012年に設立されました。
旧社名は春秋航空日本株式会社でしたが、2021年にJALグループの連結子会社になったさいにスプリング・ジャパン株式会社に改名しています。
スプリング・ジャパンは「中国特化型LCC」ですが、成田を拠点に国内線も運行しています。
また、スプリング・ジャパンは日本に合わせたサービスを提供しており、2017年にはオリコンが実施する日本顧客満足度調査のLCC国内線部門において2年連続の首位を獲得しています。(Wiki調べ)

なぜだか日本の会社でJAL関連って聞くと安心しますよね。
春秋航空の欠航率
スプリング・ジャパンの欠航率は非常に低く、2023年の10月から12月の時はなんと欠航率0%。日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社などを含めて唯一欠航がなかったのがスプリング・ジャパンです。2022年1月から3月の欠航率を見ても2.51%と、スプリングジャパンの欠航率が非常に低いことがわかります。

豆知識ですが飛行機が墜落する確率は0.0009%。これは438年間毎日登場して1度の確率だそうです。自動車事故のほうがよっぽど多いんですよ。
春秋航空の遅延率
スプリング・ジャパンの遅延率も現在は低くなっています。2019年のスプリング・ジャパンの遅延率は25.14%でしたが、2022年では19.48%、2023年には6.38%と改善がされています。2023年10月から12月の他の航空会社のデータを見ると、JALが15.79%、ANAが16.19%、ピーチで17.47%でした。

私が利用した時、行きは大丈夫でしたが帰りは15分ほど遅れて到着しました。遅延率が低いといえども、スケジュールにはゆとりをもたせておいた方がいいのは間違いありません。

比較してみると大手とそこまで変わりませんでした。安くてやばいのではないか?ということでみんな不安になってしまうのでしょうかね…。
春秋航空(スプリング・ジャパン)のオプション
スプリングジャパンでは、オプションで「座席指定」「荷物の量(プラン)」を選択できます。一番安いのは、座席指定なし、ラッキースプリングプランです。次から詳しく説明します。
スプリング・ジャパンの座席
スプリング・ジャパンの座席指定は予約制です。どの席であっても座席指定すればお金がかかります。料金は指定する席によって違います。なお、公式サイトで購入するのが一番安価です。

座席列 | 座席名称 | 公式サイト/空港カウンター |
1列目 | コンフォートシート | 1,200円/1,500円 |
2•3列目 | レッグシート | 900円/1,200円 |
16.17列目 | 非常口座席 | 900円/1,200円 |
5-15列目 18-33列目 | スタンダード席 | 500円/800円 |
コンフォートシート
スプリング・ジャパンの中で最も良い席がコンフォートシートです。機内で一番足元が広く、シートピッチが約84㎝。男の人でも窮屈にならずに座ることができます。また、一番前の席なので乗り降りもスムーズです。
シートピッチとは、シート前方の足元の広さ、幅を指します。 シートの横幅とは無関係です。 シートピッチが広いほど足元に余裕が生まれ、座席の快適さに繋がります。LCCのシートピッチは71〜74センチ。JALなどは79センチが標準です。
レッグシートシート
レッグシートは前から2・3列目の席です。コンフォートシートほど足元は広くありませんが、こちらもシートピッチ84センチです。乗り降りしやすく、スプリング・ジャパンではコンフォートシートに次いでゆったりと座ることができる座席となります。
非常口座席
非常口座席とは、非常口近くのために足元がゆったりした座席です。(レッグシートと記載されているのでこちらもシートピッチが84センチ?)ただし、非常口座席につき15歳以上、12歳未満のお子さんを連れていないことといった制限が設けられています。
スタンダード席
スタンダード席はもっとも席数が多いです。一番値段が安く、席数も豊富なので家族や友達と並んだ席を取りたい方におすすめです。前方であれば比較的早く乗り降りできますがお手洗いが遠く、後方になればお手洗いが近いですが、乗り降りが遅れる可能性があります。

座席指定しなければ無料です。ただし家族や友達などの場合、離れた席になるので注意してください。
詳細はこちら「https://jp.ch.com/help/dom/IJ/seat-selection」をご覧ください。
春秋航空(スプリング・ジャパン)の機内持ち込み手荷物

スプリングジャパンは機内持ち込み手荷物だけの荷物量であれば、追加料金なしのラッキースプリングでいけます。機内持ち込み手荷物とは自分が着席する席まで持ち込みする荷物のことです。
スプリング・ジャパンの機内持ち込み手荷物は1人2個7キロまで。ただし、荷物の大きさは3辺の合計が115cm以内、かつ幅56cmx高さ36cmx奥行23cm以内である必要があります。ノートパソコンやタブレット端末は7キロに含まれませんが数量制限があります。
詳細はこちら「https://jp.ch.com/help/dom/IJ/baggage-inflight」をご覧ください。

7キロ以上の荷物なら「スプリング」または「スプリングプラス」のプランを選択する必要があります。
春秋航空(スプリング・ジャパン)の3つのプラン

スプリング・ジャパンには「ラッキースプリング」「スプリング」「スプリングプラス」の3つのプランがあります。プランの違いは、持ち込める荷物量、払い戻しの手数料、優先チェックイン(優先搭乗)などの違いです。次で詳しくご説明します。
ラッキースプリング
スプリング・ジャパンで最も安価なプランです。荷物は機内預け入れ荷物以外は持ち込みすることができません。多くの荷物を持って行くことはできませんが、預けたり受け取ったりする必要もないので身軽に移動したい人におすすめのプランです。
スプリング
機内持ち込み手荷物以外に、お預け手荷物を20kgまで預けられます。機内持ち込み手荷物以上の荷物量ならこちらをおすすめします。また、ラッキースプリングよりも予約変更、払い戻しの手数料が安いのも特徴です。
スプリングプラス
スプリング・ジャパンで最も値段が高く利便性が良いのがスプリングプラスです。機内持ち込み手荷物以外に、お預け手荷物を30kgまで預けられるほか、座席指定が無料でできます。また、予約変更、払い戻しの手数料も他のプランと比べて安いです。さらに、優先チェックイン・優先搭乗ができるので待ち時間が少なくスムーズに搭乗・降機ができます。
プラン比較
2024年の8月28日出発の成田-広島で3つのプランを比較してみました。2024年7月31日時点です。
- ラッキースプリング:5,680円
- スプリング:7,680円
- スプリングプラス:9,680円
上記の場合は、各プランで2,000円ほど違うようです。これが成田-上海なら4,000円〜5,000円ほど違いました。行き先が遠いほど、長時間座りっぱなしになり、荷物も増えますので、ゆったりと座れるスプリングプラスなどが良いのかもしれませんね。

私は成田-北海道の2時間ほどでしたので、座席指定なしのラッキースプリングで十分でした。席もジェットスターより広かった気がします。
まとめ
以上、日本の格安航空スプリングジャパンについてでした。下記がスプリング・ジャパンを利用して行った北海道旅行の記事です。興味がある方はどうぞ!
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