講義中、教授がジャガイモを握りつぶした。
教授の手からしたたる汁を見て、心に決めていることがある。
いつか、ペルーに行こう。
そして時は流れ、2025年10月18日現在。その目標はいまだ達成されていない。卒業して早10年以上経つが、今年に入るまで海外にも行ったことさえなかった。
とんだ口だけ野郎だ。
さすがにこれはまずいと思い、今年5月に初海外として台湾旅行を決行。念願のパスポートを取得した。さて、これで夢のペルーにひとつ近づいたかと思われたが、ペルーの道は思った以上に険しい。
これは2027年にペルーに行きたい私の物語である。
教授の名誉のために言っておくと、教授はジャガイモを握りつぶして学生を威圧したわけではない。インカの人々は主食のジャガイモを、夜の寒さで凍らせ朝に踏み潰して保存食にしていた。その説明のため、教授は前日にジャガイモを冷凍庫に入れ、翌日の授業で実際に握りつぶしてみせたのだ!!
ペルーに行くまでの課題
私がペルーに行くにあたり直面した課題が「金」と「言語」である。
お金の問題
ペルーを1週間旅行した時にかかる相場は55万円から120万円らしい。
私の貯金は90万円。
普通に足りていない。
だがしかし、これは10年間社会人経験をした33歳の必死の貯金額だ。笑わないでいただきたい。(実際には奨学金もあるのでむしろマイナス)
この90万円を元手にペルー旅行に行けないこともないが、さすがに全財産をペルー旅行にBETするには後先を考えていなさすぎる。夢の有料老人ホームどころか、80歳になっても働いている未来が見える。ギャンブラーすぎる。
そこで、貯金とは別にペルー旅行代を貯めようと思う。その額およそ50万円。冒頭の最低金額55万円よりも低い額だがおそらくこれで行ける。
予算の内訳だが、現地使用金額としておそらく1週間で20万円。これはペルーに18日間滞在した人の記事を参考にした。この人はドミトリーやゲストハウスを使用していたが、ペルーのホテルが1万円、旅行の日程も18日ではなく1週間から10日を考えると20万円あれば十分だろう。
そして何かと高くつく航空券だが、東京からペルーの首都リマまでの航空券は20万円から50万円。値段に大きな差があるが、相場は37万円とのこと。
いつでも休みがとれる職場なことを加味すると、閑散期の最安航空券で行けるはず。実際に航空券予約サイトで成田からリマ8万円の航空券を確認済み。そのため航空券代は往復20万円。
あとはWIFIや備品といった諸経費が10万円として、合計50万円。これが私のスーパーコンピューターが弾き出したペルーの旅費だ。
10年働いて90万円しか貯められなかったやつが、何を言ってるの?
言語の問題
幾度も海外の人に話しかけられ、そして幾度もがっかりされてきた。
「郷に入れば郷に従え、ここは日本だ」
愛国心の強い私は、常にその気持ちを胸に秘めている。
そんのため、いつも毅然とした態度で答えてきた。
あいどんどすぴーくいんぐりっしゅ。
いや、無理だよ。
私は中学レベルの英語すら喋ることができない。
ただ、ペルーの公用語はスペイン語・ケチュア語・アイマラ語らしい。そのため、正直、英語を喋れたところで、だ。スペイン語を話さなければ現地でコミュニケーションはとれない。
とはいえ、空港などの手続きは英語が必要だろうし、ペルー人の中には英語を喋る人もいるらしい。
つまり、ペルーまでにマストで身につけておかねばならないのが英語。次点でスペイン語ということになる。
一応スペイン語は2年くらいDuolingoで勉強しているが、「私の名前は〇〇です」しか言えない。2年間何をしてきたのだろうか、ただの売国奴である。
課題解決のために
この課題をなんとかするべく、次の二つの対策を考えた。
- 金は副業で貯める
- 英会話教室に通う
お金については、今の仕事を変えられない以上、副業で貯めるしかない。バイトも考えたが、今後の人生を考えると、資産になるブログや制作物で収入を得るほうが良いと判断した。
ほら、33歳がバイトだけして、なんのスキルもなく35歳になってるの怖くないですか?
伴侶もいなけりゃ、友達もいない。そんな35歳のアルバイターが爆誕するのはホラー映画よりホラーじゃないですか?
そのため、ブログをしゃかりきに頑張ろうと思う。最近収益落ちてるけどね!
言語については10月から英会話教室に通っている。まだ4回しか授業を受けていないが、正直もう辞めたい。
英会話教室って通うだけで不思議な魔法がかかってペラペラになるんじゃないの?
もしかしてですけど自分で勉強する必要があったりしますか?
英会話教室に通い始める話は下記にて詳細。
まとめ
以上、私が2027年にペルーに行きたい話である。当面の課題は金である。まじで金がない。普通に生活していても金がないのに、そこから旅行費用を捻出するなんてまじもう無理。
ただ、あの時に確かに「ペルーに行きたい」と思った。
そんな、私を救ってあげたい。
いつも記事の最後は「当記事があなたの参考になれば幸いです」といって締めくくるが、この記事が誰かの参考になるとは到底思えない。なので、これで締めくくろう。
この記事が未来で報われますよに。




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