皆さんはご存知だろうか?
キツネが好きにはたまらないキツネの聖地。蔵王キツネ村の存在を…。
10月のある日youtubeでキツネ村の存在を知った私は、何かに後押しされるようにその1ヶ月後にはキツネ村に足を踏み入れた。決してキツネを触れるとか冬は尻尾がモフモフしているとか、そんな不純な理由ではない。
ぜひ宮城で面白い観光地や場所を探したい方はこの蔵王キツネ村感想ブログを読んでいただきたい。ありふれた宮城旅行にならないことは約束しよう。
蔵王キツネ村とは
蔵王キツネ村とは宮城県白石市にある国内でも珍しいキツネの飼育施設である。
150頭をこえるキツネが園内に放し飼いにされていて、キタキツネやギンギツネ、プラチナギツネ、茶プラチナギツネ、十字ギツネ、マーブルギツネ、ホッキョクギツネ、青ギツネの合計8種類のキツネが園内で飼育されている。
キツネと言えばエキノコックスという寄生虫が気になるところだが、蔵王キツネ村は人工的な繁殖と完全な対策でエキノコックスはいないので安心して欲しい。

宮城蔵王キツネ村の体験レポート

到着してすぐにゴリラがお出迎え。このゴリラはお茶漬けの永谷園からの贈与されたものらしく制作費はなんと500万円。蔵王きつね村の守り神に恥じぬ値段である。
受付で入園料の1000円を払うと、入り口手前で園内での注意事項を言い渡される。彼らはいくら可愛い外見をしていても元は野生動物。接し方には気をつけて欲しい。
園内に入るとさっそくキツネが出迎えてくれた。
はやる気持ちを抑え11時から実施されるキツネ抱っこ体験の列に並ぶ。実は園内にはたくさんのキツネがいるが基本的にお触り厳禁である。キツネを触るにはこの抱っこ体験に申し込むしかないのだ。
人間社会でも一緒である、素人に手を出さず玄人さんに遊んでもらうのが紳士のルール。ちなみにキツネ抱っこ体験は別途700円。
キツネ抱っこ体験に挑戦

この抱っこ体験は11時と14時の1日2回実施されている。休日ということもあり10時42分に到着した時にはすでに列が出来ていた。列の先には10台ほどパイプ椅子が並べられており、そこに座ってキツネを触る。
1回転が10人で約10分と回転率が早くそこまで待たなかった。園が準備したライムグリーンレインコートを羽織りパイプ椅子に座って待っているとスタッフさんがキツネを連れてきてくれる。指示された通りキツネを抱っこしよう。
片手で抱っこして空いた手で触る。ムツゴロウさんみたいにわしゃわしゃとキツネを触ることは出来ない。私の下に来てくれたキツネはおとなしく、秋の日差しのせいか始終眠そうだった。
お触り時間は約5分程度、抱っこしている間は係りの方が写真を撮ってくれるので一人で行っても安心。
放し飼いエリアを散策
先ほどの抱っこ体験とは別に、1周15分ほどのキツネが放し飼いエリアがある。
ここからは写真でこのキツネ村の素晴らしさを感じて欲しい。




所要時間約1時間
今回バスだったので10時42分にきつね村に到着し12時05分に園を出発した。所要時間約1時間ほど。駆け足だったが十分満喫できた。じっくり見たいなら1時間半か2時間は見ておいた方がいいだろう。
以上が私の蔵王キツネ村のレポートである。もうほんとキツネが可愛かった。ぜひキツネ好きは行ってほしい。まじで可愛いから(語彙力)
宮城蔵王キツネ村の基本情報
正式名称 | 宮城蔵王キツネ村 |
郵便番号 | 989-0733 |
住所 | 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3 |
電話 | 0224-24-8812 |
営業時間 | 通常期(3/16~11/30) 9時~17時 冬季期間(12/1~3/15) 9時~16時 |
定休日 | 毎週水曜日 2月・8月:定休日無し GW期間:4月27日~5月8日まで休まず営業 |
交通アクセス | (1)新幹線 白石蔵王駅から車で約20分 (2)東北自動車道白石I.Cから車で約20分 |

バスでのアクセス
タケヤ交通から「みやぎ蔵王山麓アクセス線」という、JR白石蔵王駅からキツネ村への直通バスがある。運賃大人800円、小人400円。乗り換えもなく乗車時間は約20分ほどで行けるので大変便利。ただしJR白石蔵王駅からの出発は10時10分と13時10分の1日2便、水曜日は運休なので予定をきちんと立てて利用しよう。
※2024年2月の情報です、出発前に運行状況を確認してください。
子ども連れでも楽しめる
お子様連れのお客様へ
当施設は放し飼いになっており、転んで怪我したり噛まれているお子様が多いので、お子様一人につき必ず大人 お1人様以上の同伴が必要となります。 大人一人で、小学生以下のお子様を二人以上お連れでのご入場はお断りしております。皆様にはご理解、ご了承いただける様、お願い致します。
http://zao-fox-village.com/
園内の至る所に注意書きがあるが、キツネに噛まれたり荷物を持っていかれたりするトラブルが頻出している。こどもが怪我をしないためにもお子さんから目を離さないで欲しい。
大人が目を離さなければ、可愛いキツネを抱っこできたり、餌やり体験ができたりと子どもも十分楽しめる。むしろキツネと触れる会える特別な体験になること間違いなし。園内にも山羊やうさぎもいるので動物園感覚で回って欲しい。
宮城といえば松島

宮城といえば松島も外せない観光スポットである。東北地方の宮城県にある松島には大小260あまりの島々が集まっており、美しい景観が魅力。松尾芭蕉の縁の土地でもあることから人生で1回は訪れておきたい。蔵王キツネ村から松島まで約1時間ほどかかりるので、泊まりを含めたスケジュールがおすすめだ。

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