Google Apps Script(GAS)を使って新しいシートを作成するには、Spreadsheet.insertSheet()メソッドを活用します。
insertSheetを使うことで、手動でシートを作成する手間を省き、自動化することができます。例えば、毎月のレポートを新しいシートに作成したいときなど、定期的に新しいシートが必要な場合に非常に便利です。

insertは日本語で入れる、差し込むという意味があるよ
insertSheetメソッドとは
insertSheetメソッドとは、スプレッドシート内に新しいシートを作成するために使用するメソッドです。insertSheetの記述方法について次から順に詳しくご説明します。
insertSheetの記述方法

下記のコードを実行すると、現在使っているスプレッドシートに「シート○」という名前でシート最後に新しいシートが作成されます。
function myFunction(){
var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var newSheet = spreadsheet.insertSheet();
};
さらにinsertSheetメソッドでは、シート名や順番を引数として指定することが可能です。以下で詳しく説明します。
新しいシートの名前を指定する

insertSheetメソッドを用いてシート名を指定する方法は以下のとおりです。
spreadsheet.insertSheet("新しいシート");
このコードでは、「新しいシート」という名前が付けられたシートが作成されます。何も指定しない場合は「Sheet○」というデフォルト名が付けられますが、希望の名前を指定することで、その名前でシートが作成されます。
またすでに同じ名前のシートがファイル内にあるとエラーとなり、シートは作成されません。
新しいシートの順番を指定する

シートの順番を指定するためには、以下のように引数を使用します。
spreadsheet.insertSheet(1);
このコードでは、2番目の位置に「Sheet○」という名前の新しいシートが作成されます。引数「1」は、配列のインデックスのように0から始まるため、2番目の位置になります。
新しいシートの名前と順番を指定する
シートの名前と順番を同時に指定する方法は次の通りです。
spreadsheet.insertSheet("新しいシート", 0);
このコードでは、シートの一番左(最初)に「新しいシート」が作成されます。
まとめ
insertSheetメソッドを活用して新しいシートを追加する方法についてご説明しました。この情報がみなさまのお役に立てれば幸いです。ぜひ、GASを使って業務の効率化を図ってみてください。
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