GASとはなに？導入するメリットとデメリット

GAS（Google Apps Script）とは、Googleが提供するプログラミング言語です。Googleのサービス（Gmail、ドライブ、スプレッドシートなど）に特化していて、これらをカスタマイズしたり自動化したりできます。

GASを導入するメリット

GASを導入するメリットはたくさんあります。

1. 自動メール送信: 特定の条件が満たされたときに自動的にメールを送信するスクリプトを作成することができます。例えば、Googleフォームから参加申し込みが送信されたときに、その内容をまとめたメールを担当者に送信するといった処理ができます。
2. スプレッドシートのデータ処理: スプレッドシート内のデータを自動的に処理するスクリプトを作成することができます。例えば、複数のシートからデータを取得して統合し、集計や分析を行ったり、特定の条件に基づいて行をフィルタリングしたりすることができます。
3. Googleカレンダーの予定管理: Googleカレンダーの予定を自動的に管理するスクリプトを作成することができます。例えば、特定の予定が追加されたときに自動的に他の人に通知する、または特定の予定に関連するタスクを自動的に作成するなどの処理が可能です。
4. Googleドキュメントのカスタマイズ: Googleドキュメントをカスタマイズするスクリプトを作成することができます。例えば、特定のキーワードを含む文書を自動的に生成したり、文書内の特定の要素を自動的に書式設定したりすることができます。
5. ウェブアプリケーションの開発: GASを使用して、簡単なウェブアプリケーションを開発することができます。例えば、フォームからの入力を受け取ってデータベースに保存し、それを表示するウェブアプリケーションを作成することができます。

GASを導入するデメリット

GASはクラウド上で実行されるため、セキュリティ上のいくつか注意が必要です。初心者の方が特にGASを使う上で気をつけておかないことをご紹介します。

1. データ漏洩の可能性: GASは多くのユーザーがアクセスできる共有環境で実行されます。あなたが共有したメンバーの中に悪意を持ったユーザーがいるとデータ漏洩のリスクがあります。
2. 依存性のリスク: GASはGoogleが提供するサービスに依存しており、そのサービスの変更や廃止により、GASの動作に影響を与える可能性があります。

まとめ

GASは使いこなせるととても便利です。例えばスプレッドシートで管理しているデータを決まった時間にLINEに通知させることもできます。

Javascriptと呼ばれるプログラミング言語がベースになっているのでプログラミング初心者の方でも学習しやすいですよ。