懸垂マシンの購入を考えているが部屋のスペースをとるのが気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回省スペースで懸垂できる方法を調べました。

Amazon高レビューの商品もまとめたので見ていってね
省スペースの懸垂マシン(チンニングスタンド)3選
自宅で邪魔にならずに懸垂できるマシンは次の3つです。
省スペース度 | 値段 | |
懸垂バー | ◎ | 2,000円〜5,000円 |
1本足の懸垂マシン | ○ | 40,000円〜50,000円 |
懸垂マシン(固定式) | △ | 8,000円〜 |
懸垂マシン(折りたたみ) | ○ | 13,000円〜 |
次で上から順にご説明します。
最も省スペースなのがチンニングバー(懸垂バー)

懸垂バーとは、壁やドア枠などに棒を取り付けて懸垂する器具です。主にドアに設置されることからドアジムとも呼ばれています。ドアの幅に設置できるので非常に省スペースな懸垂マシンと言えるでしょう。
懸垂バーには「突っ張りタイプ」と「引っ掛けタイプ」の2種類があり、引っ張りタイプは壁やドア枠の間に取り付けて左右の押す力で固定します。
引っ掛けタイプはドアを囲っている枠に引っ掛けてて固定させます。また引っ掛けタイプはプルアップ(腕足せ伏せ)としても利用できるものもあります。
どちらも部屋の設備に取り付けて懸垂する場所を確保するので、邪魔にならず部屋を広く利用することができます。

なんか実家に帰ったら懸垂バーが設置されてました、しかし懸垂しようとするとズレて落ちてしまうようです。兄弟の前の家ではできたらしいのに不思議。結局自立式の懸垂マシン購入してました

木材によるのかね〜
懸垂バーのデメリット
懸垂バーは自宅でできる懸垂器具の中で最も省スペースではありますが、次のようなデメリットがあります。
- ドア枠によっては取り付けられない
- 落下する危険がある
- ドアや壁の破損する恐れがある
- ドア枠以上の懸垂ができないことがある(ワイドチンニング不可)
懸垂バーは設置できる幅がなければそもそも設置ができず、設置できてもドアが閉まらないなどの事態になります。そのため購入前に幅があるか、ドアが閉まるか、高さがあるかなどの設置場所の確認が必須です。
また設置する場所以上(主にドア)の幅が出せずワイドチンニングができません。何種類ものチンニングしたい方は別の懸垂マシンをおすすめします。
さらに懸垂バーは左右に押す力で固定させているため、押す力が弱かったりすると落下します。懸垂中に落下すれば怪我をすることも。反対に押す力が強すぎると、ドアに傷がついたり、壁にヒビが入りたりします。
このことから懸垂バーは設置する場所の耐久性と製品の質が非常に重要なのです。
懸垂バーによるドアの負担をchatGPTに聞いてみた!
固定が外れたり、ドアを傷つけなかったりすれば、懸垂バーは最強コンパクト懸垂器具とも言えます。そこで、懸垂バーによってかかる負担をchatGPTに聞いてみました。あくまで参考に。

懸垂バーについて色々教えてください。
ドア枠に引っ張り棒のように取り付けて懸垂する懸垂バーです。力の方向は左右で、70キロぐらいの男性が懸垂すると想定します。一般的なドアであれば破損はしないのでしょうか?
設置面積は10㎝×10㎝とします。左右にかかる衝撃も数字で教えてください。
chatGPTさんは長文でお返事くれたので、必要な箇所だけまとめてご紹介します。
- 70kgの男性が懸垂をした場合、ドア枠の左右両側にそれぞれ体重の半分(分散して約12kg?) の力がかかる。
- 懸垂時に揺れや急な動きがあるため、瞬間的に体重の数倍に達する大きな力がかかることもある。
- 設置場所の強度やバーの設置方法が適切かつ常の使用ではドア枠が破損することは少ない。
- 古い家や薄いドア枠の場合は、破損のリスクが高くなる。

結局ドア次第じゃねーか

比較的新しく一般的なドアなら安心ということなんでしょうけど、「懸垂バー 破損」とかで調べると恐ろしい画像が見れますよ。
1本足の懸垂マシン(チンニングスタンド)

TEDDY WORKS KENSUI kaku model1 日本製 コンパクト 懸垂マシン 耐荷重130kg ぶら下がり健康器 チンニング 懸垂バー
1本足の懸垂マシンとは床(フローリング)から天井に届く長さの棒を固定させて設置する懸垂器具です。見た目がスタイリッシュでインテリアを損ないません。ぶら下がっても倒れないように少し角度がついていますが、それもまたひとつのデザインにも見えおしゃれです。
床の設置面が18㎝、天井の設置面が24㎝。18㎝で収まるのは非常に省スペースな懸垂マシンと言えます。部屋を広く使いたい方におすすすめ1本足の懸垂マシンがおすすめです。
1本足の懸垂マシンのデメリット
1本足の懸垂マシンは、自立式の懸垂マシンと比べ省スペースではありますが、次のようなデメリットがあります。
- 値段が高い
- 天井や床が破損する恐れがある
1本足の懸垂マシンですが、自立式と比べて値段が高いです。自立式が1万円前後に対して、1本足の懸垂マシンは4万円以上。値段で部屋のスペースを買うと考えれば安いのでしょうか。
次に1本足の懸垂マシンは天井に穴が開く恐れがあります。懸垂バーと同様に部屋のどこかに取り付ける以上、取り付け箇所に負担がかかるのは避けられません。
製品には緩衝材が取り付けられているのですが、必ず床や天井を傷つけないと保証されているわけではありません。そのため、設置時は天井に下地がある場所に設置するように注意されていました。

天井を叩いてゴンゴンすれば下地あり、空洞音がすれば下地なしとのことです。

金でスペースを買うと考えると安いか
1本足の懸垂マシンによる天井の負担をchatGPTに聞いてみた!
1本足の懸垂マシンも非常にコンパクトです。あとデザイン性が優れているのもいいですね。ただ気になるのは天井と床の破損リスクです。そこで、1本足の懸垂マシンによってかかる負担をchatGPTに聞いてみました。あくまで参考に。

1本足の懸垂マシンについて色々教えてください。天井と床に対して1本の棒が引っ張り棒のようになっている懸垂する懸垂マシンです。
設置面は床18㎝×天井24㎝。床と天井までには85度の傾斜がついています。傾斜がある理由は懸垂時に手前に倒れないためです。
70キロぐらいの男性が懸垂すると想定したとして、一般的な天井であれば破損はしないのでしょうか?上下にかかる衝撃も数字で教えてください。
chatGPTさんは長文でお返事くれたので、必要な箇所だけまとめてご紹介します。
- 70kgの男性が懸垂を行う場合、垂直方向にかかる力は 70kg です。(分散時は教えてくれなかった)
- 懸垂時の急激な動きの際、体重の約2倍の力が一瞬天井にかかる可能性があります。
- 一般的な天井であれば、軽い使用であれば破損のリスクは低いものの、頻繁な使用や大きな力がかかる場合にはリスクが増大します。

これも結局天井次第じゃねーか

家がコンクリート造りなら大丈夫なんでしょうけどねえ
自立式懸垂マシン(チンニングスタンド)



自立式懸垂マシンとは、名前の通り懸垂器自体が自立して設置するタイプです。部屋の設備を利用して設置しないので、他の懸垂マシンと比べてスペースはとりますが家を傷つけるリスクが軽減できます。また安定性があるので、しっかりと筋肉に効かせた懸垂をしたい人にもおすすめです。
自立式懸垂マシンは「固定式」と「折りたたみ式」の2種類があります。固定式は一度組み立てれば片付けることなく置いておくタイプで、折りたたみ式は使う時は大きく広げて使わないときは小さく収納できるタイプです。
固定式の懸垂マシンのデメリット
固定の懸垂マシンのデメリットは次の通りです。
- スペースをとる
- 組み立てるのが手間になる
固定式の懸垂マシンのデメリットはスペースが必要なことです。大人一人が手を広げて懸垂する以上、体以上の器具が必要になります。安定性は増しますが、懸垂マシンが生活空間を圧迫するので部屋が狭くなります。
また固定式の懸垂マシンは大きいので組み立てにも時間が必要で、一度設置してしまうと移動するのが難しいので部屋のレイアウトを考えてから作らなければなりません。

私の家にある懸垂マシンもこの固定式です。安定しているので朝6時に懸垂をしてもクレームもなく非常に優秀です。場所とるけど。
固定式懸垂マシンについては下記の記事でも詳しく説明してます。
折りたたみ式の懸垂マシンのデメリット
折りたたみ式の懸垂マシンのデメリットは次の通りです。
- 懸垂の度に折りたたむのが面倒
- 安定性がやや下がる
- やや値段が高い
折りたたみ式の懸垂マシンの一番のデメリットは、使用するたびに懸垂マシンを移動しなければならないことです。頻繁に懸垂をする方には大きなデメリットになるでしょう。
また、折りたたみ式は構造上で固定式の懸垂マシンより安定性も低下することがあります。特に、激しいトレーニングや体重のある方が使用する場合、揺れや不安定さを感じるかもしれません。
さらに、折りたたみ機能が付いているため通常の懸垂マシンよりもやや高価になります。

出しっぱなしになりそうだあ

まめな人はきちんと片付けるんでしょうけどね
【Amazon高レビュー】おすすめ省スペース懸垂マシン(チンニングスタンド)
ここまでで3つのタイプの懸垂マシンをご紹介しました。Amazonで人気の懸垂マシンを調べましたのでご参考にしていただけますと幸いです。リンクはAmazonに飛びます。
【星4.2】おすすめの懸垂バー【評価1,782】
STEADY 懸垂バー 【 Designed in Japan ギアロックシステム/簡単設置 / 最大耐荷重200kg 】 ステディ ST124…
サイズ | ショート:設置幅72㎝〜92㎝ ロング:設置幅92㎝〜 |
最大耐荷重制限 | 200キロ |
値段 | 4,490円〜 6,490円 |
STEADY社が作る日本製の懸垂バーです。懸垂バーの固定にネジ・穴あけは不要。従来の懸垂棒やつっぱり棒とは異なり、設置面に大型の衝撃吸収ヘッドを採用しているため、ドア枠や壁を傷つけにくいです。部屋の場所を取らず、チンニングやぶら下がりなどのトレーニングを、思い立った瞬間に開始できます。

レビューは概ね高評価のようです(グリップの劣化は除く)。ただ木造や石工の壁では滑ったり、凹んだりするといった意見も見られました。
【星4.3】1本足の懸垂マシン
サイズ | 床面積18㎝ |
最大耐荷重制限 | 130キロ |
値段 | 43,900円 |
TEDDY WORKS社が作る日本製の懸垂マシンです。デザイン性の優れたこの懸垂マシンはなんと18㎝四方の設置面積のみで設置できる超省スペース設計。上記はもっともレビューが多かったKENSUI kaku model1をリンクしましたが、KENSUI kaku model3が最も省スペースで値段も1万円ほど安いです。

model1~3がありそれぞれ持ち手部分が違います、もっとも負荷がかけられるのが3です。また別売りのオプションを組み合わせることでディップスやベンチができるようです。

レビュー懸垂は少ないけどこちらも概ね高評価のようだね
【星4.3】懸垂マシン(固定式)【評価2,388】
サイズ | 80奥行き x 98幅 x 203高さ cm |
最大耐荷重制限 | 120キロ |
値段 | 7,980円 |
【和才WASAI (ワサイ)】は、累計25万台以上の懸垂マシンやぶら下がり健康器具を販売している埼玉県の企業が作ったチンニングスタンドです。懸垂、自重トレーニング、チンニング、ディップス、ニーレイズ、斜め懸垂など、多様なトレーニングができるオプション付きのチンニングスタンドとなります。

安定感もあってコスパ良いとの高評価です。私はこのタイプを物干し竿としても使用しています

それ片付けなくなって永遠に物干し竿となる未来しか見えないんだけど
【星4.6】懸垂マシン(折りたたみ式)
懸垂マシン ぶら下がり健康器 折畳み式 チンニングスタンド コンパクト 8段高さ調節可 耐荷重200kg 懸垂 逆上がり 器具 筋肉トレーニング 収納に便利 省スペース 自宅 マルチジム
サイズ | 116長さ x 133幅 x 230高さ cm |
最大耐荷重制限 | 200キロ |
値段 | 16,900円 |
橋梁の三角設計を真似た設計された懸垂マシンなので強度が高いです。折りたたみ式でも安定して懸垂ができます。またプルアップや懸垂などのオプションがあるのでマルチにトレーニングしたい方におすすめです。

折りたためるけど20Kgあるのか…、そして折り畳まないと固定式よりでかい

来客とかでたまに片付けたいという人には良いかもしれませんね。まあ自分の体重を持ち上げてトレーニングするんだから20Kgぐらいなんてことないでしょ
まとめ
以上、省スペースの懸垂マシンについてご説明しました。宅トレに勤しんで、Tシャツ1枚で決まる体を手に入れましょう!
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